スケッチのすすめ


投げ入れの花や
茶花の写真集を拝見する際に
心に留まった作品がある場合は
スケッチをしてみることをお勧めします。

スケッチが上手いとか下手とか
そういうことは関係なく、
描こうとすれば
花と器の寸法の対比など
しみじみと見る、
そのことが良いのです。

一本の草花の
葉の付き方や花の向き、
どのように他の草を添わせてあるかなど
丁寧に見なければ
スケッチ一つ描けません。

それによって、
達人の寸法感覚を
身の内に取り込むことができます。

複雑に入った花などは
まず器の輪郭を描き、
次に、どの植物が一番初めに入ったのか
注意深く見ます。

一番最初に描きたくなるのは
大抵一番最後に入った花で、
順番に時間の巻き戻しをする如く見て行って、
どれが最初に入ったのか想像できる程になると、
あぁこのエキセントリックに見える
飛び出た枝が不自然でないのは
ここのベースとなる木とつながっているからだ、などと
骨格が見えて来ることがあります。

そいうすればしめた物で、
スケッチは確実に礎となってくれます。

絵描きの卵と違って
上手く模写することが本意ではありません。
そこのところを見失うと
「わたし、絵が下手だから」などと
違う方向に目が行ってしまいますので
ご注意ください。


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