雨水 初候:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

Spring Ephemeral (スプリング エフェメラル)


スプリングエフェメラルとは
落葉樹の林で
木が芽吹く前に芽を出し花を咲かせ、
木に葉が茂る初夏までに種を実らせ、
その後地上部が枯れ
翌年の早春まで休眠する草花の総称です。

「エフェメラル」とは、一日しか命のないカゲロウのこと。

植物としての活動時間が短いため
そのはかなさをカゲロウにたとえたのでしょうか。
それゆえ「春の妖精」などと呼ばれます。

我が家の庭の
スプリングエフェメラルの一番手は
セツブンソウです。

名前の通り、例年節分前には
花を咲かせています。
ほんの3~4cmしか地面から立ち上がらず
その花びらも
蝉の羽のように透け感のある乳白色。
その可憐さに
胸がきゅんきゅんします。
そしてバイカオウレンが後を追うように咲き、
今朝はアズマイチゲの蕾の膨らみを見付けました。
もう少しすると二輪草、カタクリも芽を出すことでしょう。
昨日寄った武者小路実篤記念館では福寿草が花盛りでした。

白い息を吐きながら
地上に目を凝らして
小さな蕾を見付けた時の嬉しさは格別です。
凍てつく季節の清らかさ、健気さのような
「空気感」だけを
そのまま器の上に移したいと
祈るように手折って
部屋に入ります。



20160219_n.jpg





花: バイカオウレン ヒメガマ ハコベラ
器: 魚籠

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