ラ・カンパネラ


春の盛りになると
路地端に株立ちして咲く青い花があり、
ヒヤシンスの親戚に見えたので
名前を調べてみました。

シラー・カンパニュラータ、
日本名は釣鐘水仙です。 

手でポキリと折れましたので
持ち帰りコップに挿し置いたら、
室内の光量不足故か
先っぽのツボミが白っぽく咲いてしまいました。

咲き終わった青い花殻を取って
庭の姫ウツギと合わせたところ、
ふわふわして可愛らしいので
玄関用に入れてみました。

以前、家族に
「玄関の花は
はたと考察を求めるような姿ではなく、
家を出入りする際の
ご挨拶程度であってくれれば良い」
と言われ、
胸に響いたことがあります。

まったく…
ほんとにまったく! です。

朝、これから仕事に出かけようとする人。
夜、仕事から疲れて帰って来た人を
玄関先で唸らせるようであってはなりません。
大反省すること、しきり。

玄関は内と外の境目。
time place occasion、
花にだって求められます。

20160427_n.jpg

花; 姫ウツギ シラー・カンパニュラータ
器: ガラスコンポート


この球根花の名前を知って、
リストの「ラ・カンパネラ」を思い出しました。
思わず涙がこぼれそうになる曲は
誰にもあると思うのですが、
フジコ・ヘミングの「ラ・カンパネラ」は
まさに私にとってのそれで、
「何故私のことを知っているのですか?」
と、振り返りざまに問いたくなるような、
そんな演奏です。




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