なげいれの花 考察 その2 成功と失敗の分かれ道②


あるがままの花の姿を「好き」と思うことと、
その花を「こういけたい」と思うことは、
始まりは一緒かもしれませんが
途中で道を分かつ事があります。

どのように別れ、
どのような結果を産むか、
考えてみました。

大好きだからこそ「いかしたい」と思い、
花の美しさを損なっていないかと
一挙一動を自問する結果、
花と花、
花と器、
花と場の
「美の相関」を問うことに通じるならば、
成功するように思います。


逆に、
どうしてもこっち向きに入れたい!
あれもこれも好きで
なるべく全部使いたい!
と突き進むと、
花の姿を見ているようで実は
思い付きのように浮かぶエゴを優先していることが多く、
花を捏ね繰り回した結果
「美の相関」は後回しになってしまい、
そうなると
余程力量がないと、失敗します。
 
もちろん、いけている側は皆必死で
駄目な花を入れようとなど
思っているわけもありません。

あぁ、痛い…
身に覚えのあるその状態を思い出すと、
胸が痛いです >_<

この二つの分岐は、何が原因で起こるのでしょうか。
そこが要です。



20160419.jpg


花: 白雪芥子
器: 唐銅 龍耳花入


続きます

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2 Comments

gingokoro  

No title

花の事かと思いきや、どうやらそうでもなさそうで枯れ木も山の賑わいって側面もあるし、うんうん頷く私でした。

2016/04/22 (Fri) 07:23 | EDIT | REPLY |   

えるて  

Re: No title


こんにちわ
コメントありがとうございます。

> 花の事かと思いきや


そうですね、
花そのものの事というよりも
花をいけようと
摘み、いける人の
心のありようを
見つめています。

一生懸命いれたお花が
さて出来上がってみると
あれ~? 
こんなはずじゃなかったんだけど…
ということ、
実は結構多いのです。
調子の良し悪しで片づけるには
余りにモヤモヤするので
改めて考えている次第です。


2016/04/23 (Sat) 09:31 | EDIT | REPLY |   

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