きびなご


春の終わりになると
きびなごが産卵期を迎えます。

東京のお魚屋さんでは滅多に見かけず、
出会いがあったとしても
この魚のお刺身は
お手間を食べるようなもので、
柵取りした物のように
気軽に買うには至りません。

鮮魚売り場で
きびなごを見つけてしまった家族に
上目がちにご機嫌を伺われると、
仕方がないな…と
年に一度は手開きでさばきます。
刃物を使うのは
最後に尾の付け根あたりで
背骨を切る時だけで、
基本指でぱっぱとさばきます。

塩の入った氷水での作業は
一気に指先が痛みますが、
この魚の銀と紺の縞は美しく
菊花作りに盛り付けていてもワクワクする程で、
それが作る側の慰みになります。
美しいって、偉大ですね。


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器: 深川製磁





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きびなご 深川青磁

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