立夏 次候:蚯蚓出(みみず いずる)


代々木公園を散策していて
もぐら塚を沢山見かけました。
土がぼこぼこっと盛り上がっていて
すぐにそれとわかります。

もぐらは漢字で書くと「土竜」です。
土の中をシャベルのような手で掘り進め、
みみずや昆虫などを食べますが、
その土を掘った後のトンネルが
龍のように見えたため、
「土竜」という漢字を充てられたとのことです。

けれど漢字の本家の中国では
実は「土竜」はみみずのことで、
日本に伝えられた際に間違ったという説が有力です。

どちらも地の中に住んで
目が退化しているせいで
間違ったのでしょうか。

では、みみずは日本ではどう書くかと言うと
「地竜」です。
中を掃除して乾燥させて物は
漢方薬になるとかで、
解熱鎮痛、血圧降下などに薬効があるそうです。

とは言っても
どうも生理的に受け付け難いものがあります。
なるべく、私の人生では
使わずに済めば、と思います。


我が家には
マタタビの実欲しさに
地域猫が遊びに来ます。

先日、ふと目を上げると
庭木の下で
紐のようなものを
爪で引っ掛けては放り投げ
その猫が遊んでいました。

む? あれは…?と
目を凝らして見てみると
なんと、ミミズで、
余りに驚いて
声にならない悲鳴を上げてしまいました。
「うちの子に限って」…という気持ちって
あんな感じかもしれません。

翌日、みみずは
煉瓦の上に
干からびた状態なっていて、
お掃除をせねば…と
放置しておいたところ、
その後、無くなってしまいました。
もしかすると生薬として
食べてしまったのかと思うと、
人よりはるかに野生の者である猫を
ため息交じりに見るこの頃です。


20160510.jpg


花: 藤 小葉の髄菜 白花紫蘭
器: 浅田尚道


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