リモンチェッロ

夏の終わりから、
冬を心待ちにしていました。
レモンの収穫期で、
無農薬の品が出回り始めるからです。

それは、厳冬期にはじめる
夏の準備でもあります。

自家製リモンチェッロ作りです。

リモンチェッロ(Limoncello)は、
イタリアのレモン酒です。
まっ黄色で、レモンの香りが爽やかな、甘くて強めのお酒です。
普段強めのお酒など飲まないのですが、
リモンチェッロだけは特別です。
夏の食後のおなか一杯の時に
キンキンに冷凍庫で冷やしておいたリモンチェッロを
小さなグラスでほんの少量きゅっと飲むと
風が吹き抜けてゆくかのような爽やかさで
消化が助けられる思いがします。

元々は南イタリアのアマルフィーやソレント、カプリなど
ナポリ湾の周辺一帯の
柑橘が豊富な地域で
庭になった無農薬のレモンを収穫して作り
楽しまれてきたお酒です。
既製品も販売されていますが
今もレストランや各家庭で作ることが多いと思います。

はじめてこのお酒の名前を知ったのは
まだ若い頃、
確か、須賀敦子氏のエッセイの中ででした。
私はビールをコップに数センチしか飲めなかった頃で
ヨーロッパにも足を踏み入れたことはなく、
エッセイの折々に
小道具のように登場するリモンチェッロが
とてもステキな飲み物に思えて
イメージだけが膨らんでいました。

その後、レストランで初めて口にした際は
アルコールの強さにびっくりして、
上手に楽しめるようになるには
時間が必要でした。

冷凍庫に入れておいたものを
ストレートで少量、食後に楽しむのがお決まりですが、
ちょっと舐めるだけで
気分転換になります。
風邪をひいた際に
レモン果汁と蜂蜜と一緒に
リモンチェッロを少し注いで
温かいお湯を注いで飲んだりしています。
冷蔵庫に入れておくぶんには
日本酒の原酒よりちょっと強い程度まで水を加えておくと
飲みやすいです。


作り方は簡単です。

リモンチェッロの材料

無農薬レモンの果皮 16個分
スピリタス(96%)1リットル
水 1リットル
グラニュー糖 700g

1・レモンを洗って乾かします
2・黄色い皮の部分だけ注意深くむいて(白いところが入ると苦くなるのです)
スピリタスに2日から1週間程、しっかり蓋をして漬けこみます
3・皮をお酒から除き、除いた皮と水を一緒に鍋に入れ沸騰させます
4・湯が冷めたら皮を除き、砂糖を入れ、煮溶かしてシロップを作ります
5・シロップが冷めたらお酒と合わせ、一週間ぐらい保存して出来上がりです。
6・保存は冷蔵庫、もしくは冷凍庫でどうぞ。


梅酒などを作るホワイトリカーは
アルコール度数35%程ですが
スピリタスは96%ですので、
短い時間でレモン果皮からエキスを抽出してくれます。
このレシピはレモン果皮が多めなのもあり、
私は3日で取り出してしまいます。
ホワイトリカーで似たような物を作りたい場合は、
始めから氷砂糖などを入れて抽出の手助けとしつつ、
1か月程して皮が白くなったら
取り出すとよいと思います。


20170124.jpg





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2 Comments

gingokoro  

春夏秋は冬を待つ季節
という中島みゆきの歌を思い出しました。
さだまさしの「檸檬」も好きな情景です。

2017/01/31 (Tue) 10:13 | EDIT | REPLY |   

えるて  

 gingokoroさま

こんにちわ ^_^

私はテレビやラジオから流れて来るものに疎いので、残念なことに曲を知らないのですが、gingocoroさんのように、
我が家のリモンチェッロから
いろんな
優しい記憶、暖かい思い出に
記憶をつなげて下さると、
嬉しく思います

2017/02/01 (Wed) 02:30 | EDIT | REPLY |   

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