花束の飾り方 その1


夏の暑い最中でも
比較的持つのは百合とか金魚草だから…と
小ぶりな金魚草を頂きました。
全部で25本ぐらいあるでしょうか。

頂いたままそのままを、
ガラスの花瓶に入れてみました。


20160810_1.jpg

水も下がってますし、
葉っぱも密集していて
暑い季節故、
すぐにダメになってしまいそうです。


器に入れる前に、まずは「水揚げ」をしっかり致します。

痛んでいる葉は落とし、
茎を数センチ程、手で折ります。
折るのは、できれば水の中で行って下さい。

折れない程太かったり粘りのある茎、
または柔らかくて潰れやすい茎は
鋏で切って下さい。
折る際に茎を痛めてしまうと
導管が潰れてしまうのでご法度です。
パキっと折れる物は
刃物で切るより断面が増えることで
水揚げがよくなります。

茎を切った物を逆さにして持ち、
たっぷり霧吹きを掛けます。
水分は茎の断面だけでなく、
葉裏からも吸収されるからです。

この時、なるべく花びらには掛からないようにしたいです。
花が痛みやすくなります。

逆さに持った状態で、葉っぱを花に向かって撫で付け、
花や葉を理想的な姿にします。
そうしないと
葉や花が乱れたままの姿で水揚げしてしまい、
その形が固定されますので望ましくないです。


そして、新聞紙に包みます。

20160810_2.jpg

これでは、花に対して少し紙が大きいです。
草木の量や質に、包み紙も合わせねばなりません。


20160810_3.jpg

半分の大きさでちょうど良さそうです。


新聞紙にも少しだけ霧吹きを打ち、
(びしょびしょにすると花を傷めます)
葉や花の向きを理想的な状態にして、
水に浸かる部分には
新聞紙がなるべく掛からないように花を置き、
足元はきゅっと、
上はやや余裕を持たせながら巻いてゆきます。

巻き終わり部分は霧吹きを少し多めに打って
新聞紙同士を密着させます。
テープやゴムでも勿論結構です。
新聞紙の中を湿気で満たされた状態にしたいため
紙先の解放部分をちょっとねじって留めてみました。


20160810_4.jpg


2時間程で新聞紙を少し開けてみて下さい。
ぴんっとしていれば、水揚げの終了です。

このような方法では揚がらない草木もあるので、
水揚げについては
また改めて書こうと思います。


明日は器への入れ方です。

続く


20160810.jpg


花: 金魚草 アスパラガス レモンバーム
器: 鉄製 ヴィクトリアンベース


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2 Comments

Minnie  

No title

こんばんは:-))
金魚草の水揚げと整え方などちょっと難しいですね。
亡き父が華道の趣味が有り水揚げなど教えてもらたので、一応それらしき処理はしてお花さしますが
金魚草などは夏難しいですね。
まだいろいろ参考にさせてください。

2016/08/13 (Sat) 19:16 | EDIT | REPLY |   

えるて  

Minnie さま

こんばんわ ^_^

文章で書いたので
きっとお読みになるのが
まどろっこしかったですよね。

たぶん、目の前でご覧になってたら
あぁそうかと思われるに違いないです。

要は、
1:余分な葉っぱを取って、
2:切り口を水の中で切って、
3:花を下に向けて霧吹きをたっぷりして、
4:そのまま葉っぱを花の方に向けて撫でつけて、
5:花葉に癖が付いたり痛めたりしないように紙にくるんで
6:紙包みの中の湿度を上げて、
7:茎と葉っぱの裏の両方から水を吸い上げさせるのです。


暑い部屋で水揚げせざるを得ない場合は
水の中に氷を一つ入れてあげると良いですよ。

初めにしっかり水揚げしてあげると
後の持ちが全然違います。
ちなみに3日前の金魚草は
まだピンピンしています。

何かの機会にお試し下さい ^_^

2016/08/14 (Sun) 00:08 | EDIT | REPLY |   

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