花留め 一文字②


留め木の長さを定める際、
「器(落とし)より短く切ってしまった」
という失敗は、よくあります。

私の場合は、
片側が鉛筆状になった先を
器(もしくは落とし)の壁面にぴったりつけ、
以下のように、
反対側を器の内径ギリギリの所で持ちます。

20160730_3.jpg

この、指(爪)の外側の部分を斜めに切り落とし
鉛筆状に仕上げて行くと、
短すぎて使えなくなるという失敗を防げます。

このように作ると、
留め木は器の内径より
わずか長めに出来ています。

器に配する際は、
留め木が器の直径より少し長いため、
若干斜めに入れることになると思います。
器の口から少し下に留めますが、
木に力をかける時は
上になっている方を下に押し込み、
下になっている方を引き上げます。
どちらかというと、引き上げる力の方を強めにしてください。


仕上がった一文字は
前から見ると
右か左のどちらかが、若干上がっていると思います。

草木の力が多めに加わる側を
高めにする方が
より安定すると思います。

留め木を配するのが
竹の器の場合は
テンションが強くなり過ぎないよう
留め木の長さに気を付けて下さい。
ひびが入ります。

また、ジャム瓶等は
充分な厚さがありますが、
コップ等で薄造りの物は
僅かに力を掛けることで
割れてしまうこともあります。


上手く留められると、
木をつまんで振っても落ちない程、
しっかり留まります。

基本、留め木部分は水に浸ってないと
木に掛かる加重と
乾燥との按配で、
留め木が落ちてしまうことがあります。

また、入れる花に対して
留め木が弱いと、
落ちてしまうことがあります。

草の花留めの一文字は草で。
木は木で留め木を作るのが基本です。



続きます。


20160731.jpg

花: ツキヌキニンドウ ミズヒキソウ ニシキギ
器: 一重切

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