花留めの心得


器の中で花を安定させ、留めるために
様々な手法を用いますが
なるべく作為が少なく、
自然な方法であることが
望ましいです。

ややこしい花留めであったとしても
器の中で見えないはずなのに、
不思議なことに
花の姿や空気感に
表れてしまいます。

以下の写真の花留めは
特になにも行っておりません。

器の中で少し上下させたり
横に揺らしてみて
アザミの葉の幅やエッジを利用して
自然に留まるところを見つけました。

根洗いをした名残りのタビラコを
根をアザミの葉に引っ掛けるようにして
ふわりと留め、
アザミの姿に沿わせてあります。

この角度で留めたい!
という時に留めることが叶う技術の習得は必要ですが、
花本位に
器の中で自然に留まるところを見つける方が
より一層
空気は澄むように思います。


20160724.jpg

花: セイヨウオニアザミ タビラコ ススキ
器: 胡銅下蕪型瓶(江戸期)


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