週末の告白 3


スランプの
自分なりの解決方法は
ほぼ定まりました。

自分の一挙一動の結果を丁寧に見て
少しでも違和感があったら
その感覚をなおざりに放置したまま
前に進まないこと、です。

花を前に
呆然と座っているのが現状ですが、
最初に手に取るのは
とりあえずの綺麗な花ではなく、
一本の草でも良いから
わぁっと心が浮きたった物と定めて、
それを中心に
世界を構築し始めることです。

一昔前は、
「間違っているなら
またゼロから構築しなおさなければ」と
深いため息をついていたかもしれないのですが、
そこのところは年の功。
初めは途方にくれましたが、
転ぶのにも慣れ、
立ちあがり方も覚えてきました。

そして現状から逃げず
うやむやに流さないことで、
もしも
「自分には詩情が内在しない」と判断した時
きちんと正しく絶望できるでしょう。
そうすれば、
別の道も開けるはずです。

書くのは簡単なことですが、
これを実行するのは
大変なことです。
自分に沁みついているある種のクセを
きっちり修正するということなのですから
果たしてそれができるのか?と自分に問うと
すこしぷるっと震えてしまいます。


この先を、わたくしはまだ見たことがないのです。

どちらかというと、
初心者程度のことは
するっと習得するタチです。

けれど、その先は
天性の才能も、資質も、努力も、執着も、謙虚さも必要で、
針の先を見つめるが如く長い道が続いていて、
それを見つめるのは
とってもしんどい作業で。

なので器用貧乏で何もかも終わっています。

それが大きなコンプレックスでもあります。

下手でも大好き!
ずっとそれにかかわっていたい!
という程の
愛情や執着を持つ人を見ると、
自分にはその欲がないことにため息が出ます。

能力なんてなくても
こつこつと同じことを続けることで
一定の高みに至り、
その道の職人として食べていけるようになる
という程の
生真面目さや心の安定、
朴訥さも持ち合わせていないことに
うなだれます。

そんなふうに漠然と過ごして参りましたので、
この先を見てみたいと思うのが
初めてなのです。

見ることができるかどうかはわかりません。

「どちらに進んでも茨の道だねぇ」
友人がちゃかします。

それを楽しめる
ほんのちょっとの心の余裕が
自分にあればいいなぁと思っています。


20160620.jpg

花: 蔦 露草 筑紫唐松 山蛍袋
器: 篠岡 四耳壺(平安)

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2 Comments

carmenc  

No title

ほぼ代わりに言って頂いたような感じがします。
同じようなことを考えています。
初めまして挨拶が後になりましたが
今までこちらに伺うとき、はじめましての文章だけ読んで更新してないのかと勘違いしてました。
勿体ないことをしてました。

2016/06/22 (Wed) 13:12 | EDIT | REPLY |   

えるて  

carmenc さま



はじめまして ^_^

白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ

こんな若山牧水のうたがありますが、
そんな白鳥でも
同じ止まり木に留まった鳥を相見ると
ほっとしたり、嬉しくなったりするだろうなぁ
などと、
寄せて下さったコメントを拝読しつつ
自分を白鳥に見立てて
想像してしまいました。

「はじめまして」を始めに置くスタイル、
そうですね、わかりにくいかもしれません。

仰って下さってありがとうございます。
見直してみたいと思います。

2016/06/22 (Wed) 18:51 | EDIT | REPLY |   

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