ハロウィンとアイヒマン

渋谷の週末のプレハロウィンでふざけて軽トラックをひっくり返した報道を見てやりきれない気持ちがわいてきました。ハロウィンの「祭」は本来は「祀る」からきていますが、宗教心や思想や哲学がないと只の大騒ぎに成り果てて、たとえば国会前のシュプレヒコールの群衆しにても群衆であるということに正直不穏を感じます。ただ、そこからハンナ・アーレントを連想する私は、ちょっと素っ頓狂かもしれません。ハンナ・アーレントはド...

花を教える

もう随分前のことですが、あるお嬢さんに花を教えて欲しいと言われました。一言で「花を習う」と言ってもその幅は果てしなく広く天と地ほどの差があります。どの程度のことを考えていらっしゃるのか見当がつかなかったので、詳しくお話を伺わねばと思い「一度お茶でも召し上がりにお越し下さい」と申し上げたところ約束をした日になんと、山摘みのお花を沢山たずさえていらっしゃいました。お茶の準備しかしていなかったので面喰い...

異国の人

昨年の夏の頃、西伊豆で頂いて来たのだと言って友人が腕に一抱え程の月桃を持って来てくれました。いけてみてね、と言われたものの普段私が近しくしている見るからに日本原産の草木と違って月桃は随分と南の情緒の強い植物です。実際、熱帯や亜熱帯に分布していて日本では沖縄と九州の南端の方で自生しています。そのあまりの大きさと生命力の猛々しさに器や花合わせを考えあぐねているうちにバケツの中で枯れてしまいました。かわ...