逃げなかった記憶 その3

現実から目を逸らさない。サボったり適当に済ませない。確固たる自信を持つためには有効な事ではあるものの、その当たり前の事を日々行っていくストイックさは凡人にはなかなか持てないものだなぁ、とパンダのようにころんと転がって考えています。たとえば、吉田都。たとえば、白川静。たとえば、孫正義に柳井正。たとえば、イチロー。啓発啓蒙書はどうすれば彼らのようになれるのか、そのhowtoを書き連ねています。でもわたくし...

逃げなかった記憶 その2

自分に自信がないシチュエーションは様々あると思います。たとえば、容姿。たとえば、学歴。たとえば、性格。たとえば、社会的地位。たとえば、財力。たとえば、技術。たとえば、能力。思いつくものをあげてゆけば、きりがありません。勝ち負けや優劣を争うのは苦手ですが、どんなに努力しても結果が出せないこともあります。思う域に達せないこともあります。時の運が味方してくれないこともあります。産まれ持ってきた資質は時に...

逃げなかった記憶

自分に自信を持て!よく聞く言葉です。足が竦んでいる時、他人様にそう言われて自信が持てるものならば、とっくの昔に自信なんて持てているわ! と常々思っておりました。どちらかというとpessimisticな方ですのでなおさらです。励ましの言葉はただただ善意で仰って下さるのでしょうから、お気持ちはほんとに有難いことです。問題は、「よし!」と思えない自分にあります。既に何らかの実力を兼ね備えているならば己の気の持ちよ...

庭の手入れ

小さな小さな庭でも、この季節ともなると枝や葉っぱはぐんぐん伸び、蔓性の物は緑のうねる塊となり、意志を持ってじわじわ押し寄せてくるかの如く見えます。多忙故、見て見ぬふりをしつつひと月程過ごしましたがもう限界!と一発奮起。重い腰を上げ手入れを致しました。以前は徒長枝を切るのも可哀想な気がして、切ったとしても何かと合わせていけることは出来ないかときょろきょろしたものですが、虫の棲み処となりそれとは知らず...

夏至 次候:菖蒲華(あやめはなさく)

「菖蒲」と書いて、あやめと読む?はたと考えてしまいました。菖蒲と言う字は、あやめとも、しょうぶとも読むのだそうです。アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ、アイリス、イチハツ。どれもアヤメ科の花です。似てて、見分け難かったりします。なおかつ、アヤメはハナショウブなどのアヤメ科に類する花の総称だったりもするので、よけいに混乱してしまいます。分りやすいのは咲く場所での判別です。アヤメは山野の草地に咲き、ハナ...

サクランボ祭り

嬉しい悲鳴とはこのことです。さくらんぼが次から次に届きました。こういう時に限って他の果物も到来して家中果物だらけになります。食べても食べても追いつかないので、デパートの洋菓子売り場で見た物を参考にしてゼリー寄せにしてみました。上の数個のサクランボは飾りも兼ねて茎を付けたままです。下に沈んでいる物は、包丁でちょっと切って一つ一つ種を抜いてあります。わたくしはどちらかというと料理は経験と感性だと思うよ...

ねじねじばな

梅雨の頃になると芝生の中や野原にねじばなを見かけることが増えます。目白にお気に入りの洋菓子店があるので向かっていたところ、山手通りの中央分離帯に植えてある芝生から、一目何百本というネジバナが咲いているのが見え、興奮してしまいました。ラン科の花としては日本で普通に自生しているのが見られる唯一の花ですが、一つ一つの小さな花を虫メガネで拡大してみてみるまではラン科の花とも思えません。この花には辛味大根と...

ウルトラマンの鉄則

梅雨時の湿気のこもりやすい洗面所などに、こんな爽やかな青や紫の花を透け感のあるガラスの器にささっとなげいれするのも悪くないな、と思います。柔らかい花びらのお花よりも日持ちが良いのも魅力です。何より、楽しげで良いです。洗面所やトイレ、お風呂用に花を入れる時はとにかく手早く入れることに気を配っています。場の清浄感やリラックスするために花を添えたいにもかかわらず、手数や時間が掛かった「重さ」みたいな雰囲...

夏至 初候:乃東枯(なつかれくさかるる)

夏至は陽の射す時間の一番長い日だというのに、それを感じることの出来ない雨曇りの日です。乃東(なつかれくさ)とは漢方薬にも使われる夏枯草(かごそう)の古い名前で、今は(靫草)ウツボグサという通名です。ラベンダーに似た紫色の花で、陽のよく射す開けた草地やあぜ道に群れて咲いています。冬至の頃に芽を出し、夏至の頃には花が終わり花穂が黒ずみ枯れたように見えることから、他の多くの植物とま逆をゆく生え方になつかれ...

週末の告白 3

スランプの自分なりの解決方法はほぼ定まりました。自分の一挙一動の結果を丁寧に見て少しでも違和感があったらその感覚をなおざりに放置したまま前に進まないこと、です。花を前に呆然と座っているのが現状ですが、最初に手に取るのはとりあえずの綺麗な花ではなく、一本の草でも良いからわぁっと心が浮きたった物と定めて、それを中心に世界を構築し始めることです。一昔前は、「間違っているならまたゼロから構築しなおさなけれ...