花を矯める 

花屋の一角に紅葉しているナナカマドの大枝がありました。北海道か、東北か、いずれにしても北からやってきたものなのでしょう。私の身長程もある大枝です。初秋に出版される紙面の撮影にでも使われるのでしょうか、なんとも気の早いことです。それを見ていて、この枝は大きな幹から横に出て伸びた脇枝なのだと無意識のうちに見ていることに気が付きました。横に出ていた枝を器にまっすぐ立てて入れることを想像してみてください。...

花を矯める つぶし矯め

花を留める際、うつわ(落とし)の背面を利用して茎の断面を背面にぴたっと沿わせることで留まりやすくなることは、十文字の花留の際に書きました。花留め 十文字④作為がほとんどない方法ですので自然な雰囲気に留まりますが、上の方が重かったり長かったりするとさし入れるだけでは留まらなかったり、もしくは、理想的な角度に留まってくれないこともあります。対処方法はさまざまあって、留める技術を屈指するためには曲げる技...